朝一から並んで一日たっぷりパチンコをホールで打つことができれば良いのですが、平日お仕事をしている方のほとんどは、仕事終わりの夕方からの実戦となってしまいます。
しかし、パチンコを夕方から打つと勝率が悪い、負けやすいと感じる人は多いです。
では、なぜ夕方からパチンコを打つと負けやすくなってしまうのでしょうか?
また、出来るだけ勝率をよくするために、どのような台選びが必要になってくるのでしょうか?
今回は夕方からパチンコを打つと負けやすい理由について、そして夕方からの台選びのコツまで解説していきます。
パチンコを夕方から打つと負けやすい理由とは
パチンコを夕方から打つ、となればやはり「時間」に関することが負けやすい主な理由として多く挙げられますので、以下で代表的な理由について紹介します。
長時間打てない
パチンコを夕方から打つ場合、気を付けるのはやはり時間との兼ね合いです。
やはり、長時間の実践と短時間の実践では勝率などにも違いがあります。
パチンコ店にはどんなお店でも閉店時間が決まっており、22:45分ぐらいに閉店する店舗が多くなっています。
パチンコを夕方から打つということは、稼働時間が少ない=期待値も低くなってしまいます。
なので、収支が安定するまで時間がかかってしまうというデメリットもあります。
コツコツと期待値を積み上げていくので、パチンコを夕方から打つ場合は強靭なメンタルが必要かもしれません。
競争率が高くなる
同じような考え方をもった方が多くなる時間帯、というのも負けやすい理由の一つでしょう。
夕方は仕事帰りの人々がパチンコ店に流入し、店内が混雑する時間帯です。
これにより、期待値が高い台が埋まっていたり、プレイヤー間の競争が激しくなることがあります。
なので良い台を見つけるのが難しくなり、結果的に勝率が下がる可能性があります。
よって、様々なホールのデータを収集し、勝ちやすいホールを見つけることがポイントとなります。
焦って取り返そうと考えてしまう
パチンコを打っていて時間がなく焦りを感じて取り返そうと考え、結果的に多くのお金を使ってしまう。
このような心理状況はよく知られた現象です。なかでも損失回避のバイアスは、人が損失を避けようとする心理的な傾向を指します。
このバイアスにより、人々は同じ金額の損失を避けるために、得ることができる利益よりも大きなリスクをとることがあります。
パチンコでで失ったお金を取り戻そうとして、さらに多くのお金を賭けることは、長期的な視点で見れば、自分の利益を最大化するとは言えません。
よって、自己制御を維持しリスク管理を意識することが重要です。
持ち球比率が悪くなる傾向
最近は貯玉システムを導入しているホールが多いので、持ち球比率についてはそこまで考える必要はありません。
しかし、貯玉がない状態で夕方からパチンコを打つとなると、やはり持ち球比率のことを考えておく必要があります。
持ち玉比率とは、打ち手がパチンコ台で獲得した出玉を次の遊技に利用する割合を指します。
この比率は、打ち手が獲得した出玉をどれだけ現金に換えずにゲームに再投資しているかを示す指標となります。
凄く単純なことなんですが、等価交換のお店は持ち玉比率は常に100%となるので、関係ありません。
基本的に換金差があるお店で、影響を受けるということになります。
例えば28玉交換のお店で、2500発(1万円分)使って大当たりした。
大当たり出玉が2500発だったが、その出玉を使わずに現金で2500発(1万円分)を再度投資した。
当たらないので帰りに出玉を換金すると、2500発=28玉交換なので8925円となった。
2万円投資しているので、マイナス11075円。
しかし、等価交換、もしくは貯玉で再プレイしていると、マイナスは2500発(1万円)となります。
よって、いかに持ち玉で打つことが求められるということになります。
しかし、上述の通り現在では貯玉により持ち玉遊戯が可能なお店が多いので、そこまで気にしなくても良いでしょう。
パチンコで夕方から打つ台選びのコツ
ボーダー以上回る優良店で打つ
夕方からの実践でも勝率をアップさせたい、と誰でも思うことでしょう。
もちろん、夕方からの実践でも朝からの実践でも共通していることは「良く回る台」を打つこと。
ということは「優良店」で打つことが重要となります。ホール選びは勝率に大きく影響を及ぼします。
よって、ホール選びは一番重要なポイントとなるのです。
また、基本釘を見てボーダー以上ありそうな台を見つけますが、良釘かどうかを見分けるのは難しいです。
そこで、誰でも簡単に出来る方法としては、データカウンターで総回転数の多い台を選ぶ事です。
これは単純に「良く回されている=良く回る台」という事で、釘の見方などがよく分からない場合はこの数字を重視しましょう。
関連ページ:P-WORLDで出玉情報(台データ)が見れるので使い方を解説!
もちろん回らない場合もありますが、傾向としては回る台になっている場合が多いです。
遊タイムなどのハイエナ狙い
最近のパチンコは、遊タイムと呼ばれている天井機能を搭載している機種が登場しています。
このような台のハイエナ狙いをすることで、パチンコを夕方から打つ場合でも期待値を稼ぐ方法としては有効です。
特定の回転数で有利になる台を見つけ出し、そのチャンスを利用するもので、特に時間が限られた場合、この戦略は有効です。
遊タイムが近い可能性のある台を見つけるためには、台のデータなどを調べる行為は必須となります。
台のデータサイトなどを参考にして、回転数などの情報を入手し、ハイエナに生かすという訳です。
但しハイエナ戦略は、他のプレイヤーとの競争になることが多く、なかなか良い台を見つけることが難しい、という問題はあります。
看板台を打つ
看板台とは、その店で特に人気があり、力を入れているパチンコ台のことを指します。
これらの台は通常、最新の機種や高い出玉率を誇るものなどが多いのが特徴です。
また、ホールに設置している台数が多い、というのも看板台の特徴です。
看板台は通常、店の入口近くや目立つ場所に設置されることが多く、プロモーションや案内板で強調されています。
狙い目としては、稼働状況が良い看板台を狙うことです。
稼働状況が良い=良く回る遊びやすいような釘調整になっている場合が多く、出玉も期待できる場合があります。
ガラガラの店でも看板台だけは良い調整になっている、という場合があるのです。
パチンコを夕方から打つ場合のおすすめ機種は?
夕方以外の実践でもそうですが、どんな台でも打って良い、という訳ではありません。
そこで、夕方の時間から閉店まで打つために適したおすすめの機種を紹介します。
甘デジは実はおすすめ出来ない
仕事帰りに夕方から打つ方は閉店ギリギリ、約4時間ほど打って帰る予定にしている方が多いと思います。
夕方から打つということは、短時間で結果を出さないといけないので、ついつい甘デジを打ってしまいがちになってしまうという方は多いです。
しかし、実際は甘デジはおすすめ出来ません。理由としては、甘デジは釘が辛すぎるお店が多いからです。
もちろん甘デジでも勝負ができるような釘になっている場合もありますが、基本的には甘デジは釘が閉まっている場合が多いです。
釘が閉まっているのに打つということはボーダー以下の台を打つ、ということになるのでこのような台を打つのは本末転倒です。
狙い目はミドルタイプかライトミドル
ミドルタイプ(1/319)の台を夕方から打つ、というのはリスクが高いと思われる方も多いでしょう。
しかし、実はミドルタイプの方が釘が甘くなっている場合が多く、ボーダー以上回るような台も意外と多くあったりします。
そして最近の1/319の機種などは確変中の消化も早く、時間効率が良い台が多いので夕方から打つ場合でもお勧めです。
また、同じくライトミドルもミドルのような扱いをしているお店もあり、ライトミドルも打てる状態の台を見つけやすい傾向となっています。
その他、大当たり確率関係なしに、通常時の消化が早い機種などもお勧めです。
例えば保留点灯時の消化が早いと、時間効率が良いので夕方からなど打つ時間が限られている場合は、通常時の消化が早い機種も候補に入れておくといいでしょう。
例えば海物語などは比較的消化が早いので、時間効率やお店の扱いなどを考えるとおすすめの機種だったりします。
パチンコを夕方から打つ時に気を付けたい点
等価交換や貯玉で打つ
上述の通り持ち玉比率のことを考えると、パチンコを夕方から始める際には、等価交換や貯玉を賢く利用することが重要です。
これらのテクニックを活用することで、費用対効果を高めることが可能になります。
等価交換の店を選ぶことで、使ったお金と得た玉のバランスを明確に把握しやすくなり、負けた際の損失が明確となり予算管理がしやすくなります。
また、等価ではない場合は貯玉システムを活用することが重要です。
貯玉で打つことで現金投資のリスクを減らすことが可能で、リスク管理を意識しながら効率的に打つことが可能です。
獲得した出玉はすぐに現金に換えるのは控えて、貯玉をある程度貯めることも考えておきましょう。
マイルールを決めて打つ
意外に最終的にはご自身でマイルールを決めて打つ、というのもコツになります。
この打ち方なら勝率が良い、というのがご自身の中であるのなら、それをマイルールとして適用するといいでしょう。
例えば、夕方からは最大1万円までしか使わない、など自分でルールを事前に決めておくのです。
このように自分になりのルールを決めて打つことは、リスク管理に繋がります。
しかし一番してはいけないことは、マイルールを破って打つこと。
もう少しで当たるような気がする…と思いルールを破って打ったら、大損失となったという話は良くある話です。
これは一番最悪なケースとなる場合があるので、必ずマイルールは守って実践してください。
夕方から打つ台がない場合の対処法
ホールへ到着したけど夕方から打つ台がない場合、せっかくパチンコ店に来たので適当な台を見つけて打つ、という人は多いです。
このような時は機種も台も適当に選んでしまいがちです。ボーダー以下の台を打ってたりする場合もあります。
しかし「勝つ」という意思が強いのであれば、期待値の低いような適当な台を打つ行為はNGでしょう。
なので、もし打つ台がない場合は、打たずに帰宅するのが一番ベストな選択となります。
また、優良店を数店舗程度あらかじめピックアップしておき、各店舗にチェックしに行くのもおすすめ。
こうすることで、期待値がある台を確保できる確率もアップします。
それでもどうしても打ちたい場合
パチンコが好きな方は「どうしても打ちたい!」という気持ちが強い時もあるでしょう。
誰だって一度はこのような気持ちになっていますよね。そこで、もし回らない台しかない場合は、最悪1パチなどで遊ぶといいでしょう。
4円パチンコだとどうしても投資金額が大きくなってしまうので、短時間でも大敗する可能性もあります。
逆に1円パチンコだとそこまで損失も大きくならないので、遊ぶ程度にはいいのですが基本は打たない方がベスト。
もしくはパチンコゲームやアプリなどを活用する方法もあります。
パチンコを夕方から打つと負けやすい理由のまとめ
パチンコを夕方から打つ行為はなぜ負けやすいのか?それは負けやすい環境になってしまっているからです。
例えば一番の理由としては、長時間打てないことが挙げられます。長時間打てないということは、ボーダー以上の台を打っても自然と期待値は低くなってしまいます。
そして競争率が高いのもデメリットでしょう。夕方からは会社帰りの方が多く、自然と競争率は高くなってしまいます。
よって、良い台を打つことができなくなる為、負けやすくなってしまう、ということが多いです。
しかし、それでもハイエナ戦法や釘調整が良い台の期待値が高い台を打ち続けることで、収支をプラスにすることもできる可能性があります。
また、一番してはいけないことは、期待値の低い台を打つ、マイルールを破って打つなどの行為です。
どうしてもパチンコを打ちたいのであれば、1円パチンコかゲームなどで我慢しておくといいでしょう。